東海道を歩く(小田原→三島)
4回目3カ月ぶりの東海道歩きです。ようやく最高気温が25度前後になったので出かけることにしました。今回は箱根湯本から歩きます。したがって、小田原から箱根湯本までの記事は前回のものです。
◆10.小田原 《2010-06-17(木)》
大磯からの距離:15.7km 日本橋からの距離:81.4km
人口:5,404人 総家数1,542軒 本陣:4軒 脇本陣:4軒 旅籠屋:95軒
(天保年間(1830~44) 『東海道宿村大概帳』による)

小田原宿の東に酒匂川が流れており、幕府はこの川に架橋も渡船も許さなかった。従って、旅人たちは川越人足を雇って渡らなければならなかった。
この絵は、突兀とした山容の箱根山を背景にして、手前の酒匂村から対岸の網一色村までの歩行渡し(かちわたし)の有様を描いたものである。

15:04 広重の絵と同じ場所です。 広重の箱根山がいかに誇張されているかよくわかります。やはり、芸術です。
ここを渡れば、小田原はすぐそこです。それにしても暑つぅ~い!

16:01 小田原城に入りました。想像以上に大きな城址公園でした。暑さのせいでかなり疲れていたので天守閣は見るだけで登りませんでした。

城内に咲いていたアジサイです。すっごく綺麗でした。
小田原城には想像以上の人がいました。でも、日本語がほとんど聞こえてきません。中国語に占領されています。うむぅ~

小田原城を出てしばらく歩いたら富士山が見えました。てっぺんは雲に隠れていましたが、いつ見ても富士山は最高です。

箱根湯本近くで見た、猿です。私を見ても逃げません。トウモロコシを美味しそうにむさぼっていました。
山に近付いた実感が湧いてきました。
以下、箱根湯本から先が今回《2010-09-26(日》歩いたものです。

東武東上線の始発に乗り小田急電鉄でやってきました。途中電車の遅れにより予定より20分ほど遅れて到着しました。
箱根湯本駅で軽い朝食を済まし、8:40箱根湯本の三枚橋を出発しました。

8:57 早雲寺(そううんじ)に到着しました。本堂の前の苔が大変美しく、歴史を感じさせるお寺です。
案内板によると「早雲寺は大永元年(1521年)北条早雲の遺名により、その子氏綱によって建立された寺であり、以来北条氏一門の香火所としてその盛衰をともにし現在に至っています」とあります。

早雲寺から数分歩くと正眼寺(しょうげんじ)に着きます。この辺は寺の多い地区です。なぜでしょう?
正眼寺の案内板によると、鎌倉時代に箱根地方に広がった地蔵信仰の中から生まれた寺とのことです。まっ、一見どこにでもあるようなお寺でした。

歩き始めて1時間20分、箱根旧街道入口の案内が見えました。ここから石畳の旧街道になりますが、ところどころ車道と同じ道になります。

石畳の構造の案内板がありました。昔と同じ構造に再現したようです。

石畳を歩き始めて10分ほどで、車道に出ました。畑宿です。寄木細工のお店が並んでいます。
畑宿寄木会館にちょっと寄ってみました。

畑宿を出発し、すぐに石畳の旧街道に入ります。その入口に畑宿一里塚があります。
江戸日本橋より23里目に当たり、東海道中唯一その形態を留める塚だそうです

石畳の道です。アスファルトの道を歩く前提でランニングシューズに厚手のインソールを入れた靴で歩いていますので結構つらいです。
靴底が薄すぎて、石畳の道は実に歩きにくいです。こういう道はウォーキングシューズがいいようです。

11:17 甘酒茶屋に到着しました。ハイカーでごった返していました。
箱根湯本からここまでは2003年4月に金時会で歩いたことがありました。

本日は結構涼しい気温でしたが、さすがに歩いてきたので熱いです。
熱い甘酒は飲む気がしなかったので、いそべの力餅を食べました。450円です。高っ!

しばらく石畳を歩いて「箱根の森・展望台」に立ち寄ります。二子山がよく見えました。
ここよりちょっと歩けば芦ノ湖へ下りになるはずです。もう少しです!
◆11.箱根 《2010-09-26(日)》
小田原からの距離:16.6km 日本橋からの距離:98.0km
人口:844人 総家数197軒 本陣:6軒 脇本陣:1軒 旅籠屋:36軒
(天保年間(1830~44) 『東海道宿村大概帳』による)

箱根の山が、この絵にはことさら誇張して描かれている。左下の山麓には芦ノ湖が紺碧の水をたたえており、それとは対照的に遥か彼方にそびえた富士山はひときわ白く見えている。
箱根8里とは、小田原から箱根までの上り4里と、箱根から三島までの下り4里をいった。

12:06 権現坂入口。広重の絵と同じ場所と思われる所です。木々の間から芦ノ湖がちらちら見えますが、茂った葉で見晴らしがよくありません。

12:20 芦ノ湖、賽ノ河原に到着です。
観光客でごった返しています。しかも日本語がほとんど聞こえません! 長居は禁物とばかり、すぐに出発しました。

芦ノ湖畔を走っている国道1号線です。街道の杉並木が見事です。
排気ガスにもめげず、立派な太さに育っています。手入れもかなり良いのでしょうね。

箱根関所資料館に寄りました。入場料500円です。展示物はどうってことない物ばかりで、わざとらしさを感じます。内容からして高すぎます。暴利です!

高台に遠見番所が復元されていてそこから見た芦ノ湖です。素晴らしい眺めでした。

芦ノ湖から箱根峠までは登りです。向坂、赤石坂、釜石坂、風越坂と、色々な名前の着いた坂を次々に登って行きます。
13:19 道の駅・箱根峠に寄り、簡単な昼食を取りました。写真はここから芦ノ湖方面への展望です。

道の駅を出発し箱根峠を越えると静岡県に入り、ここから下り坂になります。延々と三島まで下り坂は続きます。
石畳がシノ竹でトンネルになっています。凄いです! 箱根峠から先は人通りもほとんどなく、非常に静かです。

14:56 国指定史跡山中城址跡に到着しました。山中城は北条氏が永禄年間(1558~1570)に築城したと伝えられる中世最末期の山城だそうです。建物は一切残っておらず、その場所だけ残っています。
写真は北の丸跡です。

箱根塔はら石畳の下り坂が延々と続き、結構足に来ました。石畳は風情はありますが、とにかく歩きにくい!
午後から雲が多く出て、何となく怪しい雰囲気です。写真は雲の中の富士ですが、本日の富士山はこれしか見ていません。

16:32 錦田一里塚に到着しました。日本橋より28里(112km)の場所にあり、国指定史跡に指定されている一里塚です。
17:01 本日の目的地三島に到着です。今回は石畳にやられました! はなはだ疲れました。
さぁ、飲むぞ!! 午後石畳を歩いていて、何度熱燗が頭の中をよぎったことでしょう。三島駅近くの魚萬で一人宴会です。 かんぱぁ~い!
… かなり飲んで店を出たら外は雨でした。雨具持ってません!
今回の結果です。
・豆はできませんでしたが、指の周りがかなり痛かったです。石畳では靴が不適当のようでした。
・2、3日前の天気予報では1日晴れの予報でした。しかし夜雨です。危なかったです。
これで、やっと関東地方を脱出しました。次回はいよいよ駿河國です。
| 東海道五十三次 | 本日の集計 | 日本橋からの累計 |
| 歩いた日数 | 1日 | 4日 |
| 歩いた距離 | 25.1km | 115.4km |
| 歩いた歩数 | 43,593歩 | 192,359歩 |
| 交通費 | 5,190円 | 12,120円 |
| 食事等 | 1,755円 | 9,109円 |
| 飲み代 | 4,392円 | 8,627円 |
| その他 | 500円 | 1,466円 |
| (費用合計) | (11,837円) | (31,322円) |

この記事へのコメント
正直、大変なことをやっておいでのように感じます。
多分、遠くなると日帰りもどうでしょう?(^0^;
勿論、地内を歩くのも難儀でした。
最近、社内失業状態なので、それと介護疲れがあるのかも。。~へ~;;
今回でやっと関東地方を脱出しました。
三島から先は交通費が5,000円を超します。宿泊したほうが安あがりです。
次回からは宿泊かなと思っていますが、問題は2日続けて歩けるかです。未知の世界です。
では